【中国出張】コロナ渦の中国入国(2021年4月)ー隔離期間・ダブル陰性証明書・健康コードの取得方法ー
皆さんこんばんは。
日本ではゴールデンウィークでしょうか。
というのも、実は4月末から数ヶ月、中国に出張することになりました。
現在、中国の瀋陽で絶賛隔離生活中であります。
隔離生活の様子は別で書いてみようと思いますが、
今回はコロナ渦で中国に入国するときの手続きについて書いてみようと思います。
旅行や出張を予定している方の参考になればよいのですが、
コロナの状況で手続きは変わると思いますので、
詳細な情報は大使館などの公式の情報をご確認下さい。
体験談として、
これから中国に旅行や出張・赴任される方 の参考なれば嬉しいです。
それでは、つらつらと。
隔離期間
中国に入国する場合の隔離期間は最終目的地によって違います。
私の場合は空港のある都市で14日間+最終目的地で14日間の合計28日間の隔離です。
中国内の各地方政府によって隔離期間は異なるので、
最終目的地の地方政府の情報を得るようにしましょう。
下記の上海の場合では14日+7日だったり、7日+7日だったりして、
条件によって隔離期間は変わります。
各地方政府による中国国外からの渡航者を対象とした隔離措置等の概要 | 在上海日本国総領事館
や、ややこしい・・・
ご自身が行く場所のルールを確認しましょう。
ダブル陰性証明書
現在、中国に入国するには、コロナウイルスに感染していないか検査をして、証明書を取得する必要があります。
指定の医療機関でIgM抗体検査(血液検査)とPCR検査の2つの検査が必要で、証明書は通称ダブル陰性証明書と呼ばれています。
検査は搭乗日の2日以内に行う必要があるので、注意が必要です。
そして、けっこうお金がかかります。
私が受検した病院では検査料と証明書代で49,500円でした。(高い!)
結構な出費ですよね。
その他の注意点や指定医療機関などは、以下の情報をご確認ください。
(中国駐日本大使館ホームページ)
日本から中国へ行く乗客へお知らせ 搭乗に「PCR検査及び抗体検査」の陰性証明が必要になります
健康コードの登録
無事、検査をクリアして、ダブル陰性証明書を取得できたら、飛行機に乗る前に「健康コード」の取得が必要になります。
これは、Wechat(微信)のミニプログラムからパスポート写真、陰性証明書をアップロードし、受検した機関名などを入力して申請します。
中国大使館の職員が手作業で承認しているらしいので、健康コードの発行には少し時間がかかります。
出発当日に慌てないように、前日までに申請しておくことをおすすめします。
無事、承認されたらこんな感じの画面が出ます。
(申請中は赤いコード、承認されると緑になるみたいです。)
詳細は下記ページをご確認ください。
(中国大使館ホームページ)
最新:日本から中国へ行く乗客へお知らせ 搭乗に「健康コード」が必要になります
健康状況申告
健康コードを航空会社の職員に示して、無事チェックインできたら、今度は健康状況の申告です。(手続きがたくさんあって、正直面倒です・・・)
健康コードはあくまで、飛行機に乗り込むときに必要な手続きみたいで、結局中国に着いてから使うことはありませんでした。
こちらの健康状況申告が、中国に入国する際には重要な手続きのようです。
こちらも、Wechat(微信)のミニプログラムで登録を行います。
飛行機の座席番号が必要なので、チェックイン後じゃないと登録できないので、ご注意を。
不安な場合は早めに搭乗手続きをして、搭乗時間までにのんびり手続きをしましょう。
手続きが完了すれば、Wechat上で二次元バーコードが発行されるので、忘れずにスクショしておきましょう。
中国入国後、このバーコードを検疫官がスキャンして、申告内容を確認しているようでした。
申告についての詳細は下記ページをご確認ください。
(JALホームページ)
大連、広州へ渡航されるお客さまへ 事前のPCR検査と抗体検査について - JAL国際線
空港到着(検疫、入管、税関審査)
いよいよ中国に向けて出発です。
GWだったので、機内はほとんど規制する中国客でいっぱいでした。
ちらほらと防護服を着込んだ中国検疫官と思われる方も乗っています。
機内食として軽食が出ました。
夕方の5時頃に瀋陽空港に到着。
先程登録した健康電子申告の二次元バーコードを見せながら、いくつかのチェックポイントをクリアして行きます。
係員の方が大きな声で注意事項を言っていますが、中国語が全然わからないので、周りをきょろきょろしながら付いていきます。
私は第1のチェックポイントで早速ひっかかる。
健康電子申告の現住所の国名で日本を選ばないといけないところを、中国と選んでしまっていて、修正が必要なようです。
修正にはネット環境が必要なので、空港のwifiにつなごうとするが、なぜだか繋がらない。
まごまごしているところで、列から抜けて係員に対応してもらうことに。
係員が持っていたポータブルwifiには繋げましたが、なぜかwechatのミニプログラムの修正画面が開けない・・・
結局、係員の方のスマホで最初から登録してもらい、二次元バーコードを写真に取ることでクリアしました。
周りをみると、ほとんど人がいなくなっていて最終グループに。ふぅ。
その後も、中国語がしゃべれないので、いろいろな係員に残念な子を見る目で見られながら、なんとかチェックポイントをくぐり抜けることができました。
鼻と喉に綿棒を刺され、鼻が痛いのと、嗚咽を我慢しながら検体採取を終えます。
(翌日、ホテルから乗客全員が陰性だったと連絡がありました。)
その後、入管で指紋と顔写真を登録し、
手荷物受け取り後、税関検査をして終了です。
飛行機を降りてから、だいたい全部で1時間半ほどかかりました。
隔離ホテルへ
空港のロビーに出ると、最終目的地毎に隔離ホテルが決まるようで、
地域のプラカードを持った防護服の人の列に並びます。
どこに行くかもわからないまま、導かれるままにバスへ乗り込み隔離用のホテルへドナドナされます。
40分ほど バスに揺られて到着です。
時刻は夜の8時頃。
長い一日でした。
ホテルから提供された夕食を食べた後、この日は就寝したのでした。
おわりに
私は全然、中国語ができないので、色々と不便はありましたが、
わからないなりにキョロキョロしていると、誰かが助けてくれました。
みんなありがとう(笑)
ここからは、瀋陽で14日+最終目的地で14日の隔離生活に入ります。
なんだかんだと、難しい手続きはありましたが、
無事に入国することができました。
今度は、隔離生活中についても、書いて見ようと思います。
それではまた~