2021年に読んだ本 ー170冊から選んだおすすめの10冊ー
年々、読書が楽しくなっています。
2021年は、嫁さんが長めに実家に帰ったり(家出じゃないよ介護だよ)、中国に出張行ったり。
ひとりの時間が多かったので、自然と読書量が増えました。
まわりに日本人が一人もいない中国のスタバで、
もくもくと読書するのが楽しかったな。
日本のスタバより空いてるし。
今日は、2021年に読んだ本をまとめてみます。
その中から、おすすめの本を10冊選んでみたいと思います。
それでは、つらつらと。
2021年に読んだ本は170冊でした
2021年に読んだ本は170冊でした。
小説 100冊
ライトノベル 22冊
実用書 30冊
エッセイ 10冊
その他 8冊
2020年とだいたい同じくらいの読書量でした。
結構、たくさん読んだなー
って、印象です。
小説 (100冊)
1年間で読んだ小説はちょうど100冊。
とっても切りが良いですね。
ねらったわけではないのだけれど。
時期によって、
海外小説を読んでみたり、シリーズものを一気読みしてみたり、
1年の思い出が蘇ってきます。
「薬屋のひとりごと」「居酒屋ぼったくり」「りゅうおうのおしごと!」は、
ライトノベルに入れるか迷ったけれど、
自分の中では読み応えあるので、
小説カテゴリに入れています。
あしからず。 ← コレ使ってみたかっただけ
ライトノベル (22冊)
ほとんどKindle Unlimited(月980円の読み放題サービス)より。
ラノベだけでも、元はとったかな (≧∇≦)/
当方、30代のおじさんなので、
ちょいと読んでるのばれるのが恥ずかしいであります。
実用書 (30冊)
実用書は30冊。
こちらはKindle unlimited半分、図書館半分ってところです。
お金の本や、不動産を読むのが楽しい。
思わず、FP3級取っちゃいました。
耳読で読んだ「嫌われる勇気」が心に染み入りました。
エッセイ 10冊
エッセイは10冊。
今年は、面白いエッセイが多かった印象です。
その他(漫画、図鑑、コミックエッセイなど) 8冊
その他です。
カテゴリむずい。
入れようと思えば、エッセイとか、実用書に入れられるかも。
おすすめ本10冊
雲を紡ぐ 伊吹有喜
2021年いちばんの号泣本。
拗れてしまった家族の再生の物語。
丁寧な暮らしやものづくりの描写に癒やされました。
物語の舞台は、自分の第2の故郷である盛岡。
また住みたいな。
むしょうに福田パンが食べたいです。
みをつくし料理帖シリーズ
江戸で料理に邁進する女性が主人公。
艱難辛苦に見舞われますが、
心の通った生き様で乗り越えていきます。
お笹馴染みの野江や、情の厚いつるやの面々など、
人との繋がりに心が温まります。
そして、江戸の暮らしぶりを垣間見ることができて、とても興味深いです。
現代って便利ですよね。
2021年に一気読みしたシリーズでした。
楽園のカンヴァス
今年に出会った小説家の中で、一番好きなのが原田マハさんでした。
「さいはての彼女」「翼をください」を読んで、
何を読んでも外れがないのを確信。
その後、代表作の本作を読みました。
作品の持つ熱量が凄いです。
美術に関わってきた原田さんの経歴を見て、この作品が原点なんだと納得しました。
2022年も原田さんの作品を色々読んでみようと思います。
今、この記事を書いていて、原田宗典さんの兄妹なのを知りました。
びっくり。
「平成トムソーヤ」や短編集、高校生のときによく読んでました。
すごい兄弟だな。
嫌われる勇気
アドラー心理学をもとにした、哲学の本。
名著です。
自分の人生、これでいいんだろうかと心のどこかで思っていた、
もやもやとした不安に、答えが出た気がします。
すべての悩みは対人関係に起因する。
自由であることは嫌われること。
承認欲求を追い求めるのは他人の人生を生きること。
自分の課題と他者の課題は切り分ける。
幸せは貢献感のこと。
過去や未来に光を当てず、「いま、ここ」を真剣に生きる。
色々な気づきがありました。
「ダンス・ダンス・ダンス」で羊男が「踊るんだよ」と言っていたことを思い出しました。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
中学生の息子を通じてリアルに描かれています。
自分が知らなかった知識が満載でとてもおもしろかったです。
息子くんがとても大人な意見を持っていて、とても驚きました。
自分も、もっと現代で起きていることに関心を持っていきたいなと思います。
ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山
旅ブロガーの月山ももさんのブログ本です。
コロナ禍の最中、旅行に生きたい欲が猛烈に刺激される一冊です。
中国出張中に読んで、温泉に行って美味しい日本酒を飲みたくなりました。
結局、コロナが続いていて温泉は行かなかったけど、日本酒美味しくいただいています。
自分はKindleで読んだのですが、
綺麗な景色や、美味しそうな料理の写真が多いので、
紙の本をおすすめします。
ブログを読んでいると、
岩手のクラフトビール ベアレンもお好きなようで、
勝手に親近感を持っております。
八咫烏シリーズ(烏に単は似合わない)
2021年、一気読みシリーズ。
和風ファンタジーの傑作です。
シリーズが進むごとに、
ファンタジーである八咫烏の世界と、現代社会が絡み合ってきて、
目が離せなくなりました。
シリーズはまだ続いているので、
これからも追いかけていこうと思います。
完璧に見える雪哉の、ニンゲン(八咫烏)くささがたまらないんだよなー。
本屋さんのダイアナ
読書好きの主人公は、本好きにはたまりません。
ギャルママと生きるダイアナと、裕福なお嬢様の彩子が成長するお話。
お互いに自分にないものに惹かれていく気持ちが眩しいです。
結局、自分の人生は自分で悩んで選ぶことが大事なんだと思います。
ギャルママも裕福な両親も、生き方は違うが親としてとても素敵でした。
ねじまき鳥クロニクル
20年ぶりの再読を満喫しました。
自分の内面に向き合いながら、読書に没頭しました。
死や暴力、痛みが目の前にありありと。
何を信じて、なにをすればよいのか、小説と自分の世界があいまいになって、怖くなりました。
あらためて、凄い作品だと思いました。
そしてバトンは渡された
いわずと知れた2019年の本屋大賞受賞作です。
複雑な家庭環境ながら、愛情を持って生きる主人公。
家族とは何なのか、考えさせられます。
変わらずに、そこにあるものの大切さを感じました。
年末年始の帰省時に父の本棚より拝借して読了しました。
普段は図書館ばかりなので、
新しい本が入っている実家の本棚チェックは、
帰省の楽しみになっています。
さいごに
社会人になってから、読書量が少し減っていたのですが、
2019年くらいから、読書がどんどん楽しくなっています。
仕事前、早めに家を出て、カフェで読書をする時間が至福です。
中国に数ヶ月出張したときも、同じ生活をしてました(笑)
最近、資産運用にも興味があるのですが、
幸せを感じるのに、そんなにお金は必要ないのかもな、とも思います。
資産運用を勉強するのは楽しいし、やるけどね。
2022年も、楽しく読書して、幸せに過ごしたいと思います。
それでは、今日はこのへんで。
特別お題「わたしの推し」