クロの読書録

読書と散歩、ときどき資産運用

2020年上半期に読んだ本(小説以外)5選

 

今週のお題「2020年上半期」第2弾です。

小説以外も書いてみます。 

 

コロナ禍の中で、図書館がしまってしまい、立ち入りはもちろん4月からは予約本の受け取りまで止まってしまいました。

家に本を積みたくない派としては、困ってしまい、Amazonの本読み放題サービス「Kindle unlimited」を試してみることに。

(本当は思う存分本を積み上げたいのですが、引っ越しのたびに泣く泣く処分するのが大変なので、溜めないようにしています。このへんの熱い思いを語りだすと止まらなくなりそうなので、このへんで)

 

普段は小説ばっかり読んでいるのですが、Kindle unlimitedのラインナップを見ると小説は弱く、実用書が充実しているように見えました。

よい機会なので、色々読み漁ってみました。

読んでみると実用書も結構面白いですね。

 

そんな読書傾向にも変更のあった2020年上半期、小説以外で面白かったものを5つ選んでみました。Kindle unlimited だけではありませんので、あしからず。

 

小説については、下記記事で書いているので、併せてどうぞ。

ninappe.hatenablog.com

 

 

 

 

2020年上半期に読んだ本(小説以外)5選

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか

 

芸術家岡本太郎の哲学が詰まった本。

人の目を気にするのではなく、とことん自分自身を見つめて戦い抜くことでほんとうの人生を生きていけるという熱いメッセージ。

若い頃にフランスで過ごしたことも個性に大きな影響を与えていそうだと思った。女性との付き合い方もカッコ良い。

自分にとことん向き合い熱く滾ることで、外からの圧力などに屈することはないという生き方に、「千早振る(ちはやぶる)」独楽(コマ)のようだなと感じました。

くよくよしたとき、悩んだときに読めば羅針盤になってくれる本だと思います。 

 

自分の中に毒を持て<新装版>

自分の中に毒を持て<新装版>

 

 

 

 

俺か俺以外か。ローランドという生き方

 

Kindle unlimitedにあったので、読んでみましたが、期待よりも面白くてびっくりしました。

テレビで面白おかしく話しているのは見てたのですが、本を読んでいて、一本芯の通った人だなと思いました。

前述の岡本太郎の生き方にも通ずるものがあり、なにかことを成す人は通じる人生哲学がありそうです。 

高校時代に本気でサッカーに取り組んでいたことがローランドの人生で大きい気がします。

何かに全力で取り組んだ経験は決して無駄にならないと改めて思いました。

 

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

  • 作者:ROLAND
  • 発売日: 2019/03/11
  • メディア: 単行本
 

 

 

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

 

Kindle unlimitedで。

科学的なデータを基に、どんなものを食べるとどのようなリスクがあるかを説明してくれる本。

精製された炭水化物は体に悪い(糖尿病リスク等)とのデータがあり、精製された砂糖は納得。白米をすべて玄米に変えるのは抵抗あるが、玄米をあまり食べたことないので、少し試すところから初めたい。

塩分を取りすぎず、魚や野菜を多めに食べるなど、わかっていることだが、一つ一つ事実ベースで書いているので、納得して実際に取り組めるようになった。

読んでから3ヶ月、思い返してみると自然と塩分を控えめにして魚を食べるのが多くなっているので、納得することって大事だなと思います。

合間に書かれていた乳製品や卵のコラムが印象深く、

この本がすべて正しいとは思いませんが、乳製品が体にいいという事実はあまりないこと、イメージは業界団体の働きも結構大きいことをなんとなく実感しました。

 

 

池上彰のはじめてのお金の教科書

 

池上さんが小学生に授業した内容を元にまとめたお金の本。

イラストなどでわかりやすいのですが、内容は幅広く深い内容で、大人が読んでも学びになる。

お札の不正防止の内容や日本銀行・株式の説明など、わかりやすい説明の背景にある深い教養に畏敬の念を覚えます。

最近、インデックス投資やお金にまつわる勉強をするのが楽しいのですが、小学生から勉強すると将来に大きく影響する気がします。

 

池上彰のはじめてのお金の教科書

池上彰のはじめてのお金の教科書

  • 作者:池上彰
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

  

靴ブラシで歩き方が変わる

 

前々から革靴をたまには磨きたいなと思っていたので、簡単なお手入れセットを購入。

なんとなく、拭いたりクリームを付けたりしてみたのですが、やり方がわからなくて、Kindle unlimitedでお手入れ本を探した中の一冊。

靴クリームを付け過ぎるのではなく、ブラシと乾拭きが大事だというのを一冊かけて説明した本。

毎日とは言わないまでも、週に1度はブラシと乾拭きをするようになりました。

改めて革靴を見てみると、中にカビがいたりするので、風通しのよい場所に置くようにもなったのは良い変化。

作者の方は以前は靴屋に働いていた方で、現在はブログをやっているようです。ブログを覗いて見ると、Chrome bookの記事をたくさん書かれていて、見ているうちにChrome book買っちゃいました。

持ち歩きできる2台目パソコンをずっと欲しかったので、とても満足の買い物です。

話はそれましたが、靴のお手入れをするよい機会となる一冊でした。

 

靴ブラシで歩き方が変わる。

靴ブラシで歩き方が変わる。

 

 

 

さいごに

 

半年を振り返ってみるって大事ですね。

読んだ本によって生活の快適さや充実度、仕事への取り組み方などが変わっているような気がします。

振り返ることで、自分が成長していることを感じると更に本を読むモチベーションになります。

まぁ、基本的には趣味として読書が楽しいので、やっているだけなのですが。

そのくらい気楽なのが継続のためには、良いのかもしれません。

最近始めたこのブログも、楽しんで続けられるとよいなと思う今日このごろです。