クロの読書録

読書と散歩、ときどき資産運用

今まで住んだ土地を詩的に振り返ってみる

 

盛岡に住みたい。

 

今までに住んだ場所は6か所。

北海道、岩手、宮城、神奈川、大阪、岡山。

 

住めば都とはよくいったもので、

今まで住んだ土地での生活はどれも楽しいものだった。

 

旅行で色々回るのもいいけれど、

その土地を理解するのは住むのが一番だ。



北海道は冬が好きだ。

細かい雪がしんしんと積る夜。

雪が音を吸収する。

静かな夜道に心がシンとする。

魚がうまい。回転ずしのレベルが違う。

家の裏をキツネが走る。

 

岩手は学生時代に住んだ土地。

お酒を飲み歩いて、本をたくさん読んだ。

会いたい人もたくさんいる。

温泉もよいし、酒がうまい。

ベアレン(クラフトビール)が超うまい。

あぁ福田パンが食べたい。

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宮城は規模感がちょうどよい。

仙台は都会だが、少し離れると田園風景も広がっている。

生活は一番便利だった気もする。

学生時代の友人も多く、楽しい思い出が多い。

セリ鍋もおいしかった。

 

大阪は面白い。

仕事をし始めたばかりに暮らした土地で、遊ぶには困らなかった。

県境に住んでいたので京都にも近い。

散歩が趣味となった今なら、もっと楽しめる気がする。

また住んでみたいなぁ。

 

岡山は温かい。

晴れの日ばっかりで、気持ちがいい。

倉敷の街並みが好きだった。

小さな酒蔵見学が楽しい。

瀬戸内の島々が美しい。

魚もうまい。



結局、どこに住んでも楽しめる。

それでも、また盛岡には住みたい。

 

札幌や福岡も住んでみたい。

 

また引っ越ししたくなってきた。

 

おしまい。

 

 

 

今週のお題「住みたい場所」

【中国出張】日本に帰りたい気持ちを素直に書き殴ってみたら、やっぱり本が読みたいだけなことを理解した

 

出張で数ヶ月中国ぐらし。

 

もう出張期間の半分が過ぎ、生活にも慣れて、

最初の頃より緊張することもなくなってきた。

 

旅行をするのが好きだし、

転勤族なので、いろいろな場所に住んで、そこでの暮らしを楽しむのが好きだ。

ひとつの場所に長く住むと引っ越ししたくなる。

 

なので、基本的には長期出張は楽しいのであるが、

やっぱり日本に帰りたい気持ちも溜まってきた。

 

ブログは基本的に前向きなことだけ書こうと思っているが、

今日は素直に帰りたい気持ちを書き殴ってみたい。

 

図書館行きたい

 

家に本がたまり過ぎたので、最近はあまり買わずに図書館を最大限活用している。

 

横浜市は一度に6冊まで予約できるので、自分と嫁さんの合計12冊の予約枠を活用。

人気の本も順番が回ってくるのをのんびり待てる。

 

出張の荷物を少なくしたかったので、紙の本は「地球のあるき方」と「ねじまき鳥クロニクル第1部」の2冊のみ。

 

あとは、Kindle電子書籍で読んでいる。

 

電子書籍も便利だけれど、自分は紙のほうが集中して読める。

 

忘れていた予約本が届くワクワクが恋しい。

 

いつもと違う図書館で意外な本を見つけた感動が恋しい。

 

本屋に行きたい

 

休みの日は散歩をして、図書館と本屋を回るのが好きだ。

 

図書館も好きだが、本屋も好きだ。

 

新しい本がたくさんで眺めているだけで楽しい。

 

中国で本屋をめぐるのも楽しかったが、

いかんせん、中国語が読めない。

 

日本語の本がたっぷりの本屋に行きたい。

 

天下一品食べたい

 

中国の東北料理はおいしい。

口に合わなかったらどうしようと思ったけれど、大丈夫だった。

でも、脂っこいし味が濃い。

生野菜や生卵を食べる文化はないようだ。

 

スタバのカフェラテや、吉野家の牛丼は日本と同じ味がして、ほっとした。

 

でも、中国に天下一品はない。

ラーメン屋は少しはある。味は確認していない。

でも、天下一品は存在しない。

 

二日酔いの日に食べる天下一品は絶品だ。

にんにくと辛味噌をトッピングして、酢を一回しして食べたい。

 

嫁とくっつきたい

 

嫁に会えない。

毎日LINEで電話はしているが、触れられない。

さみしい。

 

おわりに

 

思うままに書き綴ってみたら、

紙の本が読みたいだけなことを理解した。

(あとは天下一品と嫁さん)

 

逆にいうと、日本にいても、

最低限仕事があって、読書ができれば幸せなことを再認識。

 

これからも幸せに暮らせそう。

 

出張中も、上記の他に不満はないみたいだ。

楽しく海外出張を続けられるといいな。

 

おわりっっ

 

今週のお題「住みたい場所」

【中国出張】2か月中国で生活してみて驚いたこと6選

 

出張で2か月ほど中国生活しています。

 

コロナ渦のため、入国後28日間の隔離があったりして、非日常感たっぷり。

なかなかできない体験が多く楽しいです。

 

日常の細かいところで常識が違っていたりして、

日本で当たり前に生活していてもわからなかった気づきや、

日本のいいところを再認識。

 

いつもと違う体験をするって大事ですね。

 

今日は、2か月中国で生活してみて驚いたことや気づいたことについて書いてみます。

 

今後、中国に旅行する方や駐在・出張する方の参考になればうれしいです。

 

それでは、つらつらと。

 

 

運転が荒い、歩く人がフリーダム

 

毎日朝夕、ホテルから職場までは車で送迎してもらうのですが、運転が超荒いです。

せっかちな人の割合が相対的に多く、割り込み、幅寄せの頻度が多い。

運転する人の性格にも依るとは思いますが、せっかちな人も多い気がします。

 

ラクションも何かあればやたらと鳴らします。

ホテルが大きな道路に面していたので、はじめはうるさくて寝れませんでした。

(今はすっかり慣れてしまった)

 

先日、私の乗る車が割り込んできた車と軽くぶつかってしまったのですが、

事故があったら警察に電話して処理をするのは日本と同じなんだなぁとなんだかしみじみ。

これだけ荒い運転なら、ちょっとぶつかっても気にしないのかと思ったら、警察に電話して神妙に対応していて、なんだか愛おしくなりました

 

最初は毎日びくびくしながら乗っていましたが、荒い中にも秩序があるのがわかったこともあり、最近は慣れてしまいました。

 

車は日本とは逆の右側通行。

前方が赤信号でも、車は右折が可能なようです。

青信号で横断歩道を歩いている時でも、右折車が結構な勢いで突っ込んできます。

油断せず、自分の身は自分で守らなくてはなりません。

 

歩行者も信号のないところでも平気で渡りますし、車の隙間をうまく縫って歩いていきます。

うーん。フリーダム。

不思議なもので、自分も慣れてきて今はすいすい渡れるようになりました。

日本に帰ったときにマナーが悪くならないように気を付けないと。

トイレに紙を流さない

 

トイレの紙が水に溶けないようなので、使い終わった後の紙は水には流さず、横においてある容器に入れます。

 

使い終わった紙が見えるところにあることに抵抗があったので、携帯シャワートイレを日本から持ってきました。

電動のものを買ったので、7000円くらいと少しお高い買い物でしたが、買ってよかったです。

わたしは食生活が変わるとおしりにダメージが入る傾向があるので、おしりにやさしく、よい買い物でした。

 

だんだんと、紙を流さないことにも慣れたため、使った後の紙を容器に入れるのも慣れましたが、慣れないうちは携帯シャワートイレがありがたかったです。

 

交通費が安い

 

市バスが路線によって1元か2元、地下鉄も2元で乗れます。

日本円で15円~30円くらい。

中国語が話せないので、タクシーは使ってないですが、初乗り5~12元で乗れちゃうみたいです。

 

うーん安い。

 

物価の違いを一番感じたのが交通費でした。

公共交通機関が安いのっていいですね。

 

食費も安い

 

交通費だけでなく、食費もやっぱり安いですね。

大衆食堂だと、麺やチャーハンでおなか一杯になっても15元(約230円)くらい。

ケンタッキーや吉野家も行ってみましたが、そちらは日本の同じくらいの感覚。

ケンタッキーはセットで50元(約800円)、吉野家は25元(約400円)くらいでした。

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少し高級なレストランだとピンキリかもしれませんが、日常的には日本で生活するより1/2くらいの食費で済みそうです。

 

私が滞在している吉林省は東北料理。

日本人の口にもあって基本的においしいのですが、味が濃くて脂っこい。

今はホテル暮らしで外食ばっかりなので、料理したい欲も高まってきました。

鮭と白飯とみそ汁が飲みたい。

あまり書くと不毛なので、この辺にしておきましょう。

 

あと、ビールが安いのが嬉しいですね。

青島ビールが3-5元くらい。キリンビールアサヒビールもありましたが、500mlで10元くらい。

スーパーに行くと黒ビールなんかも数種類置いてあります。

70円から150円くらいで飲めるので、色々なビールを買ってみて楽しんでいます。

滞在中の吉林省は冬が厳しい寒さのようなので、出張時期が夏でよかったです。

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そういえば、先日ガソリン代を眺めていたらリッター7.5元くらいでした。

あまり日本と変わらないので、ガソリン代は相対的には高いのかもしれないですね。

 

現金がほぼ必要ない

 

Wechat payがとにかく便利で、露店なんかでも使えます。

スマホさえあればよく、財布や現金は必要ありません。

知り合いどうしの送金も簡単です。

簡単すぎてちょっと怖い部分もあります。

中国の方に聞いても、やっぱり詐欺などのトラブルはあるみたいですね。

なんでもそうですが、便利なものは使う側の意識が大事な気がします。

 

Wechat payは中国の銀行口座がないと使えないので、旅行者は基本的には使えないのが残念なところ。

わたしは仕事給料支払いの関係で、中国の銀行口座を作れたのでラッキーでした。

 

感情表現がストレート

 

怒るときには、大声を出して怒って、それが終わると鼻歌を歌っていたりします。

 

日本人は自分の気持を隠しがちだったり、言いたいことを周りくどく言いがちですが、

中国の方は感情をストレートに出すような気がしています。

 

また、犬にリードを付けずに散歩している人を見かけるのですが、犬が逃げ出さずに後を着いてきて、躾がしっかりされているように感じます。

ワンコの躾は中国人のほうがストレートに感情を出す分、犬も理解しやすく、日本人より躾は上手なのかな、とお散歩しながら考えておりました。

 

さいごに

 

数ヶ月間の少し長い出張なので、色々調べてから来たつもりですが、

来てみないと気づかない部分って多いですね。

 

中国のよいところもだんだん見えてきたし、

外から見ることで、日本の素晴らしいところも再認識できました。

 

新しい体験ってよいものです。

 

中国での生活にも少し慣れてきて、

日本に帰ってからやりたいことや、行きたい場所がどんどん出てきました。

 

帰国まで中国を満喫して、帰っても楽しく生活したいものです。

 

温泉行きたい!

ドラクエウォークで回復のツボを割りまくりたい!

 

それではまたー

 

【Kindle unlimited】2021年6月に読んだおすすめ本

 

わたしは今、中国に来ています。

入国後28日間の隔離生活は5月で終わりましたが、

6月も夜は暇だったので、本をたっぷり読めました。

 

出張の荷物を少なくしたかったので、紙の本は地球の歩き方と小説1冊だけ。

普段は紙の本のほうが好きですが、出張中は電子書籍を読んでいます。

わたしは定額読み放題の Kindle unlimitedを利用しています。

月額980円で200万冊以上が読み放題。

 

固定費を下げたいので、サブスクはあまり入らないようにしているのですが、

毎月なんだかんだで本を読むのでお得に読書を楽しんでいます。

 

人気の小説や新しく出た本は対象外のものも多いですが、

雑誌の最新号が読めたり、検索してみると意外な本が対象になってたりして、

よい本を宝探しのように探すのが結構楽しい。

 

2021年6月に読んだ本は12冊でした。

今日は、その中で面白かった本を紹介してみようと思います。

 

それでは、つらつらと。

 

 
2021年6月に読んだ本

 

読んだ本は12冊。

 

・運転者
・手紙屋
・ふしぎ駄菓子 銭天堂
・やり抜く人の9つの習慣
・二度目の夏、二度と会えない君
ペンギン・ハイウェイ
・裸の資本論
・運命の恋をかなえるスタンダール
・配達あかずきん
・ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山
・いのちの停車場
・大家さんと僕

 

振り返ってみると、読んだ本にはずれがなく、読書が充実した月でした。

全部面白かったのですが、印象に残った本を数冊お勧めしてみようと思います。


印象に残ったおすすめの本

 

ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

 

月山ももさんという旅行・温泉好きのブロガーさんの旅行記です。

行ってみたい温泉地や登ってみたい山が満載です。

 

全国各地のスポットが紹介されているのですが、特に鬼怒川の手白澤温泉が気になりました。
最寄りのバス停から2時間ハイキングしないとたどり着かない温泉のようです。
現在、海外出張中で温泉に飢えているので、帰国したら、近いうちに行ってみたいなと思っています。

 

月山ももさんは山形が出身の東京暮らしで、東京と地元についても書かれていました

わたしも東北は大好きで、現在関東住まいのため、なんだか身近に感じます。

月山さんのブログも拝見したところ、本にない情報もたっぷりで、旅行欲がむくむくと。

 

わたしの大好きな岩手の地ビール「ベアレン」についても載っていて、ますます月山さんのファンになりました。

 

※2021年6月現在、Kindle unlimitedの対象ではなくなってしまったみたいです。

わたしはKindle版で読みましたが、写真や本のデザインにもこだわっていそうだったので、紙の本で読むことをお勧めします。
わたしは紙の本も買おうかなと思ってます。

 

  

ペンギン・ハイウェイ

 

研究熱心な小学4年生の男の子が、街に出没したペンギン、「海」、ジャバウォックなどの不思議な謎を研究するお話。

早熟な男の子と歯医者のお姉さんの温かい絆に、最後は思わずポロリと泣けるよいお話でした。

著者は「夜は短し歩けよ乙女」や「有頂天家族」などで知られる、森見登美彦さん。

森見登美彦さんの小説はどれも面白く、今までは「恋文の技術」が1番好きだったのですが、本作も同じくらい印象深かったです。

 

 

裸の資本論 借金返済50億円から学んだカネの法則41

 

全裸監督の村西とおるさんが書いたお金にまつわる自伝。

単純に多額の借金やその返済、数々の武勇伝などを見ているのも楽しいのですが、

ところどころに滲み出る哲学にはっとさせられます。

 

なんとなく、岡本太郎の「自分の中に毒を持て」やローランドの自伝に通じるものがある気がします。

ジャンルは違っても何かを成し遂げた人の人生哲学は面白い。

 

 

大家さんと僕

 

お笑い芸人カラテカの矢部さんが書いた、かわいい大家さんとの日々をつづった漫画。

ほっこりしてやさしい気持ちになります。

 

  

「手紙屋」「運転者」

 

喜多川泰さんという方の書いた自己啓発本です。

どちらも小説形式で書かれていて、読みやすく、とても前向きな気持ちになれます。

「夢を叶えるゾウ」が好きな方なんかは、抵抗なく読めると思います。 

「手紙屋」は就職活動中の方、「運転者」は転職したいと思っている方にお勧め。

 

以前は自己啓発本は毛嫌いして読んでいなかったのですが、
最近は前向きな気持ちになれるなら、いいもんだなと思っています。

 

30代も後半になり、少し丸くなったのかもしれません(笑)

 

 

 
おわりに

 

振り返ってみると、6月に読んだ本はどれも面白かったです。

 

本を選ぶときは、読書メーターで読みたい本をぽちぽちリストにしておいて、そこからKindle unlimitedの対象になってないか検索しています。

 

読書傾向の合う読み友さんのおすすめ本を選んでいるので、はずれを引く可能性が減って読書がすごく充実します。

 

7月も楽しく読書ができるといいなー

 

それではまたー 

 

今週のお題「一気読みした漫画」

【中国出張】2か月中国で生活してわかった便利なアプリや日本のサイトで使えたもの、使えなかったものを紹介してみる

 

みなさん、こんにちは。

 

私は今、出張のため、中国に来ています。

入国時の合計28日間の隔離生活が終わり、1ヶ月前から外を出歩けるようになりました。

 

お散歩できるって幸せ・・・



気づくと4か月の出張期間も折り返し地点。

日々緊張することもなくなり生活も落ち着いてきました。

あっという間に帰国日になりそうです。

 

こちらで生活するにあたって、スマホのアプリにとても助けられています。

インターネットっていつのまにか生活になくてはならないインフラになりましたね。

海外で生活するには翻訳や地図などの各種便利アプリは必須だと思います。

 

日本でVPNを契約してから来たので、Youtubeやline、SNSを使えるため、暇を持て余すこともなく、ストレスなく生活ができています。

 

今日は、中国で2か月ほど生活してみて初めてわかった、お役立ちアプリや、中国でも見ることのできる日本のサイト、見られなかったサイトなどを紹介してみようと思います。

 

それでは、つらつらと。

 

 

まずはVPNについて

 

中国では金盾(グレートファイアウォール)という規制があり、外国のサイトやアプリなどは基本的に使用ができなくなっています。

 

そこで、日本で日常的に使用しているLineやYoutubeなどのアプリを使用するには、VPN(Virtual Private Network)を経由してインターネットに接続する必要があります。

 

仕組みは完全には理解していないのですが、他国のサーバーを経由することで、中国から接続してないことにするような感じです。

日本でもフリーwifiに接続する場合に、VPNを経由することでセキュリティを高めることができたりしますね。

  

VPNを経由しないと使えないサイトやアプリが多々ありますので、中国に長期で旅行・出張する方には必須だと思います。

私はExpressVPNの有料版を使用しています。6か月契約で60$。1月あたり1000円くらいで使えます。

1アカウントで同時に5台使えるので、仕事のパソコン・私用パソコン・スマホ1台に入れています。

VPNの会社も色々あって、何を利用するか悩んだのですが、今はExpressVPNで問題なく接続できています。 

 

ExpressVPN - 信頼度No.1VPN

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  • ExpressVPN
  • 仕事効率化
  • 無料

   

中国の便利アプリ(VPNなくても使えます)

 

WeChat(微信

 

中国版のLineのようなメッセージアプリです。

お仕事の関係者や隔離時の体温報告など、コミュニケーションはほぼWeChatでやりとりします。

さらに、WeChatPayが使用できれば、街中の買い物はほぼすべてWechatPayが使えるので、お財布を持ち歩く必要もなくなります。

ですが、WeChatPayは中国に銀行口座がないと使えないので、外国人にはハードルが高いです。

私は出張費の振り込みの関係で中国の銀行口座を作れたので、WechatPayも使えてラッキーでした。

お財布がほぼいらないので超便利。

 

 

高徳地図

 

中国版のgoogleマップです。

鉄道・地下鉄やバスの乗り換えなど、すぐに検索できるので、街歩きに必須です。

行きたい場所さえ分かっていれば、事前に調べなくてもすぐに検索できるので、超便利。

私は方向音痴なので、これがなかったらお散歩帰りにホテルに帰ることもできなかったかもしれない。

  

高德地图-精准地图,导航打车出行必备

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その他

 

必須と思われるのは上の2つくらいです。

長期の駐在や移住するとなると他にも色々必要かもしれませんが、少なくとも出張での生活には困りません。

私はその他に応用宝(中国版google play的なヤツ)、Alipay(支付宝)、墨迹天气(天気予報アプリ)をインストールしています。

Alipayは中国に銀行口座がなくても、日本のクレジットカードを紐づけて電子決済に使えます。

墨迹天气ははずれることもありますが、傘を持っていくか決めるのに役立っています。

私が滞在している長春市では天気雨が多いので、いきなりザーッと降ってきてびしょ濡れになることがあります。

   

中国でも使えた日本のアプリ、サイト(VPNが必要)

 

Youtube

 

隔離中はYoutubeで動画を見たりして過ごしていました。

ニュースが普通に見られるので、あまり寂しさを感じずにすみました。

カジサックやオリラジ藤森慎吾さんのチャンネルを結構見てました。飛ちゃん可愛いです。

 

各種SNS(Line、facebookなど)

 

Lineが使えない場合に備えてWeChatを入れては来ましたが、Line使えて助かりました。

VPNは偉大です。

嫁ちゃんとの毎日の連絡に利用しています。テレビ電話も普通に使えます。

 

Kindle

 

読書が好きなので、Kindleが使えてよかったです。

定額読み放題のKindle unlimitedで小説、雑誌、漫画、ラノベなんかを読み漁っております。

最近読んだ中では、月山ももさんというブロガーが書いた旅行記「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」が面白かったです。(2021年6月現在、今はKindle unlimited対象ではないみたいです)

 

Voicy

 

radikoが使えないことの悲しみに暮れていた私に差し込んだ一筋の光・・・

独自配信のラジオアプリです。

散歩のお供にとてもよいです。

ワーママはるさん、DJ Nobbyさんの経済ニュース、ながら日経、加藤ひろゆきの不動産ラジオ、10分で決算がわかるラジオなんかを楽しく聴いております。

 

 

ドラクエウォーク(一応使えるけど楽しさ半減)

 

日本にいるときに、お散歩のお供はradikoドラクエウォークでした。

一応起動はしますし、モンスターもちょっとだけ出ますが、回復のツボやメガモンが出ません。

たぶん、ポケモンウォークなんかも同じ感じだと思います。

散歩のモチベーションが著しく下がります。

2万歩だった散歩が1万歩になりました。

・・・今でも十分かもしれません。

 

中国では使えない日本のアプリ、サイト

 

動画サイト(TVerGYAO!

 

TverParaviGYAO!なんかのサイトは海外からのアクセスが規制されているようです。

残念ですが、「関ジャム」や「あざとくて何が悪いの?」なんかは帰国してから一気観しようと思います。

 

それはそれで楽しそうだな。

 

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radiko

 

radikoは日本のラジオが聴けるアプリ。

日本国内でも位置情報を通知して、自分のいる地域のラジオを聴くことができます。

当然、中国では聴けません。

日本にいるときにはお散歩やドラクエウォーク、家事のお供にradikoは必須だったので、とても寂しい。

Voicyに救われております。

星野源がガッキーと結婚したのに、オールナイトニッポンを聞けないとはショックでした・・・(結局youtubeにアップロードされてたので、聞いちゃいましたが)

有料のエリアフリーに入れば、もしかしたら聴けるのかもしれないですが、試していません。

 

 

WordPress

 

暇つぶしにWordPressでブログでも書いてみようかなと思っていたのですが、管理画面に入ることができませんでした。

調べてみると、セキュリティ的にデフォルトでは海外からの管理画面のアクセスできない設定になっているらしく、事前に設定を変えておかないといけなかったようです。

失敗しちゃいました。

ということで、今現在ハテナで書き綴っております。

  

おわりに

 

自分がよく使うアプリやサイトを中心に中国でも使えたもの、使えなかったものを書いてみました。

 

お散歩中にラジオを聴くのが趣味のため、radikoが聴けないのはつらいです。(Voicyさんありがとう!!)

 

アプリやインターネットは生活になくてはならないものになりましたね。

災害時など、使えなくなったときにも備えないといけないなと思いました。

 

残りの出張期間も、楽しんで生活したいと思います。

 

それでは、またー

 

 

 今週のお題「一気読みした漫画」 

 

【中国出張】28日間の隔離生活の記録

 

みなさん、こんにちは。

5月の大型連休も終わり日常が戻ってきた頃でしょうか。

 

現在、私は出張で中国に来ていて、絶賛隔離生活中。

隔離中には、ほとんど仕事もないので、考えようによっては超大型連休と言えるかもしれません。

 

先日は、中国入国から隔離ホテルまでを書いてみましたが、

今日は隔離生活について書いてみようと思います。

 

入国方法については

【中国出張】コロナ渦の中国入国(2021年4月)ー隔離期間・ダブル陰性証明書・健康コードの取得方法ー - クロの読書録

に書いてみたので、参考にどうぞ。

 

これから旅行や出張で、中国に入国しようとしているかたの参考になれば幸いです。

それでは、つらつらと。

 

 

 

現在は隔離14日+3日目です

 

現在、中国に入国する際には、14日間の隔離が必要です。

私の場合は、瀋陽空港から入国、最終目的地は長春なので、

瀋陽で14日、長春で14日の合計28日間、隔離生活の予定です。

 

私は現在、瀋陽で14日の隔離生活が終わり、長春に移動したところです。

長春の隔離ホテルで3日目になります。

 

隔離期間は、最終目的地によっても変わるみたいなので、

今から行く方は、隔離の期間もコロナの状況によって変わっていくと思いますので、中国大使館の最新情報などをチェックしてください。

 

1日のルーティン

 

隔離期間中は、基本的に部屋から出られないので、なかなかに時間を持て余す状況です。

運動不足になるのも嫌なので、筋トレなどしつつ、結構快適に生活しています。

1日のルーティンはこんな感じです。

 

  • 5時  起床
  • 7時半 朝食 + 体温計測・報告
  • 9時  筋トレ(下半身)
  • 11時半 昼食
  • 13時  筋トレ(上半身)
  • 14時  洗濯(2日に1回)
  • 15時  体温計測・報告
  • 16時半 夕食
  • 18時  入浴
  • 21時  就寝

 

カーテンを開けて寝ているので、朝日と共に目覚めるので、早寝早起きでよい感じです。

散歩などできないので、毎日2回筋トレの時間を設けています。

体重計がないのが残念。体重の推移をつけたら楽しそうだったのにと思ってしまいました。

 

合間の時間はたくさんあるので、余暇をのんびり過ごしています。

Kindleで読書、任天堂スイッチでモンハンライズ、スマホでマインクラフト、youtube、voicyで楽しくやっています。

 

インターネットが繋がるので助かりました。

なければ、ほとんど、時間つぶしができないですね。

荷物を最低限にしたかったので、紙の本は1冊しか持ってきてないですし。

 

隔離生活 あってよかったもの

 

VPN(超大事!)

 

ホテルのwifiでインターネットは通じますが、中国は金盾(グレート・ファイアウォール)で規制をしているので、そのままではgoogleYoutubefacebookなどが使えません。

 

日本と同じように閲覧するためには、VPNVirtual Private Network)を日本でインストールする必要があります。

私はExpressVPNの有料版をスマホとパソコンに入れて来ました。

きちんと繋がるか不安でしたが、問題なく使えて安心しました。

 

試しにVPNを切ってみると、googleYoutubeなどが使えず、普段利用しているホームページなどがほとんど見られません。

最近では、インターネットは生活の基本インフラになっていることを痛感しました。

 

VPN、必須です。

 

携帯おしり洗浄器

 

中国ではトイレットペーパーをトイレに流してはいけないみたいです。

拭いた紙は、横の入れ物に入れます。

たとえ自分の使ったものであっても、使った後の紙を置いておくのは、抵抗があります。

 

なので、日本で携帯おしり洗浄器を買って持ち込みました。

ほとんど紙が汚れないので、入れ物に入れておいても抵抗がありません。

本当に持ってきてよかったです。

 

ピンきりで色々と商品があるみたいですが、私はパナソニックの電動のものを買いました。見た目もおしゃれでよい感じです。

 

 

隔離生活 不便なこと

 

散歩ができない 

 

散歩好きなので、日本にいたときは平日はだいたい1万歩、休日は2万歩ほど散歩をするのが日課でした。

隔離中は基本的に部屋から出られないので、やっぱり少しつらいです。

幸い、筋トレをしているので、適度に運動はできているのですが。

隔離開けを楽しみに、もう少し我慢します。

 

お酒が飲めない

 

瀋陽長春の隔離では、お酒が飲めません。

ネットで買い物はできるようなのですが、酒類の注文はできませんとホテルから言われています。

確かに、隔離中のストレスを酒にぶつけると、体調を崩しそうなので、禁止されている理由は納得できますが。

隔離開けの青島ビールを楽しみに、もう少しだけ健康的に過ごすことにします。

 

インターネットで使えないもの

 

 VPNのおかげで、インターネットは繋げるのですが、日本国内にいないと使えないサービスがちょくちょくありました。

 

ドラクエウォーク

 

散歩のお供にドラクエウォークをするのが日課でした。

中国でもアプリの起動はできますが、地図データがないので、あまり楽しめません。

起動した画面はこんな感じ。

 

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自宅だけ近くに置きましたが、ぽつんと一軒家状態です。

 

回復スポットや、メガモンスター、強敵などが湧きません。 

においぶくろを使うとモンスターは湧きますが、少し虚しい。

 

 その他使えないもの

 

 ドラクエウォークもそうですが、位置情報を使うアプリは利用できなくなりました。

ラジオが好きなので、radikoをよく聞いていたのですが、

radikoの無料版では位置情報を把握して、その場所のラジオが聞けるサービスなので、日本国外では使用できません。

 

それと、VPNをつなぐ際に、香港のサーバーに接続して使っているので、いくつかのホームページが利用できません。

動画サイトではいくつか国外で利用できないものがあるようですね。

確認した範囲では、TVerやGAO!が利用できませんでした。

日本のテレビも帰るまで我慢することにします。

Youtubeの偉大さを再認識いたしました。

 

使えたサイトや使えなかったサイトは下記で詳しく書いてみました。

併せてどうぞー

ninappe.hatenablog.com

 

おわりに 

 

出張が決まってから、快適に隔離生活を送るために、色々と調べて来たのですが、

やっぱり来てみないとわからないことが多いですね。

 

インターネットが使えるおかげで、比較的楽しく生活できてよかったです。

不便なこともありますが、隔離終了後を楽しみに、もう少しだけ頑張ります。

 

それでは、また〜

 

 

 

【中国出張】コロナ渦の中国入国(2021年4月)ー隔離期間・ダブル陰性証明書・健康コードの取得方法ー

 

皆さんこんばんは。

日本ではゴールデンウィークでしょうか。

 

というのも、実は4月末から数ヶ月、中国に出張することになりました。

現在、中国の瀋陽で絶賛隔離生活中であります。

 

隔離生活の様子は別で書いてみようと思いますが、

今回はコロナ渦で中国に入国するときの手続きについて書いてみようと思います。

 

旅行や出張を予定している方の参考になればよいのですが、

コロナの状況で手続きは変わると思いますので、

詳細な情報は大使館などの公式の情報をご確認下さい。

 

体験談として、

これから中国に旅行や出張・赴任される方 の参考なれば嬉しいです。

 

それでは、つらつらと。

 

 

隔離期間

 

中国に入国する場合の隔離期間は最終目的地によって違います。

私の場合は空港のある都市で14日間+最終目的地で14日間の合計28日間の隔離です。

 

中国内の各地方政府によって隔離期間は異なるので、

最終目的地の地方政府の情報を得るようにしましょう。

 

下記の上海の場合では14日+7日だったり、7日+7日だったりして、

条件によって隔離期間は変わります。

各地方政府による中国国外からの渡航者を対象とした隔離措置等の概要 | 在上海日本国総領事館

 

や、ややこしい・・・

 

ご自身が行く場所のルールを確認しましょう。

 

ダブル陰性証明書

 

現在、中国に入国するには、コロナウイルスに感染していないか検査をして、証明書を取得する必要があります。

 

指定の医療機関IgM抗体検査(血液検査)とPCR検査の2つの検査が必要で、証明書は通称ダブル陰性証明書と呼ばれています。

 

検査は搭乗日の2日以内に行う必要があるので、注意が必要です。

 

そして、けっこうお金がかかります。

私が受検した病院では検査料と証明書代で49,500円でした。(高い!)

結構な出費ですよね。

 

その他の注意点や指定医療機関などは、以下の情報をご確認ください。

 

(中国駐日本大使館ホームページ)

日本から中国へ行く乗客へお知らせ 搭乗に「PCR検査及び抗体検査」の陰性証明が必要になります

 

健康コードの登録

 

無事、検査をクリアして、ダブル陰性証明書を取得できたら、飛行機に乗る前に「健康コード」の取得が必要になります。

 

これは、Wechat(微信)のミニプログラムからパスポート写真、陰性証明書をアップロードし、受検した機関名などを入力して申請します。

 

中国大使館の職員が手作業で承認しているらしいので、健康コードの発行には少し時間がかかります。

出発当日に慌てないように、前日までに申請しておくことをおすすめします。

 

無事、承認されたらこんな感じの画面が出ます。

(申請中は赤いコード、承認されると緑になるみたいです。)

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健康コード

詳細は下記ページをご確認ください。

 

(中国大使館ホームページ)

最新:日本から中国へ行く乗客へお知らせ 搭乗に「健康コード」が必要になります

 

健康状況申告

 

健康コードを航空会社の職員に示して、無事チェックインできたら、今度は健康状況の申告です。(手続きがたくさんあって、正直面倒です・・・)

 

健康コードはあくまで、飛行機に乗り込むときに必要な手続きみたいで、結局中国に着いてから使うことはありませんでした。

 

こちらの健康状況申告が、中国に入国する際には重要な手続きのようです。

 

こちらも、Wechat(微信)のミニプログラムで登録を行います。

飛行機の座席番号が必要なので、チェックイン後じゃないと登録できないので、ご注意を。

不安な場合は早めに搭乗手続きをして、搭乗時間までにのんびり手続きをしましょう。

 

手続きが完了すれば、Wechat上で二次元バーコードが発行されるので、忘れずにスクショしておきましょう。

中国入国後、このバーコードを検疫官がスキャンして、申告内容を確認しているようでした。

 

申告についての詳細は下記ページをご確認ください。

 

JALホームページ)

大連、広州へ渡航されるお客さまへ 事前のPCR検査と抗体検査について - JAL国際線

 

 

空港到着(検疫、入管、税関審査)

 

いよいよ中国に向けて出発です。

GWだったので、機内はほとんど規制する中国客でいっぱいでした。

ちらほらと防護服を着込んだ中国検疫官と思われる方も乗っています。

 

機内食として軽食が出ました。

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夕方の5時頃に瀋陽空港に到着。

 

先程登録した健康電子申告の二次元バーコードを見せながら、いくつかのチェックポイントをクリアして行きます。

 

係員の方が大きな声で注意事項を言っていますが、中国語が全然わからないので、周りをきょろきょろしながら付いていきます。

 

私は第1のチェックポイントで早速ひっかかる。

健康電子申告の現住所の国名で日本を選ばないといけないところを、中国と選んでしまっていて、修正が必要なようです。

修正にはネット環境が必要なので、空港のwifiにつなごうとするが、なぜだか繋がらない。

まごまごしているところで、列から抜けて係員に対応してもらうことに。

係員が持っていたポータブルwifiには繋げましたが、なぜかwechatのミニプログラムの修正画面が開けない・・・

結局、係員の方のスマホで最初から登録してもらい、二次元バーコードを写真に取ることでクリアしました。

 

周りをみると、ほとんど人がいなくなっていて最終グループに。ふぅ。 

 

その後も、中国語がしゃべれないので、いろいろな係員に残念な子を見る目で見られながら、なんとかチェックポイントをくぐり抜けることができました。

 

鼻と喉に綿棒を刺され、鼻が痛いのと、嗚咽を我慢しながら検体採取を終えます。

(翌日、ホテルから乗客全員が陰性だったと連絡がありました。)

 

その後、入管で指紋と顔写真を登録し、

手荷物受け取り後、税関検査をして終了です。

 

飛行機を降りてから、だいたい全部で1時間半ほどかかりました。

 

隔離ホテルへ

 

空港のロビーに出ると、最終目的地毎に隔離ホテルが決まるようで、

地域のプラカードを持った防護服の人の列に並びます。

 

どこに行くかもわからないまま、導かれるままにバスへ乗り込み隔離用のホテルへドナドナされます。

 

40分ほど バスに揺られて到着です。

時刻は夜の8時頃。

長い一日でした。 

 

ホテルから提供された夕食を食べた後、この日は就寝したのでした。

 

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おわりに

 

私は全然、中国語ができないので、色々と不便はありましたが、

わからないなりにキョロキョロしていると、誰かが助けてくれました。

みんなありがとう(笑) 

 

ここからは、瀋陽で14日+最終目的地で14日の隔離生活に入ります。

 

なんだかんだと、難しい手続きはありましたが、

無事に入国することができました。

 

今度は、隔離生活中についても、書いて見ようと思います。

 

それではまた~